とよしん言行録 |
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2007-07-02 [月] ちょっと考えてくれ [長年日記]
_ [日記]勤務地故に・・・
築地は銀座に隣接する超一等地な訳で地代を考えれば地方市場の朝市のような値段で食事が出来ないことは火を見るより明らか。さらに世界最大級の市場であることが国際的観光地としての中央卸売市場の価値を高めていて故に観光事業としての飲食店経営がもっとも利益率の高い飲食店経営の業態でこれも安価な食事の提供の障害となっている。
築地市場のルーツをたどれば元は日本橋に存在した魚河岸が発祥であり、即ち将軍献上品を扱うことを運命付けられた高級専門市場なのだ。「築地で今朝上がった=新鮮」では無く、「築地で今朝上がった=将軍献上品と同等の高級品」というステータスなのだ。安価に提供できる要因はひとつも無い。
だが、なぜか人は「卸売市場の食堂は安い」の固定観念を抱き続ける。謎だ。
2007-07-03 [火] 夏 [長年日記]
_ [自由研究]今年も夏が来た
街の食堂の店先で「冷やし中華始めました」の張り紙を見た。
というのは金谷ヒデユキの楽曲ですが、ウチの夏は「一日で出来る自由研究」や「簡単な自由研究」を求めるごくごく一部の生徒諸君らの不規則発言との戦いの歴史でした。毎年警察の人が心配して電話をくれます。ありがたいです。ちゃんと納税していて良かったと思う瞬間です。つまり、常に警察との連絡が可能な状態なので、不規則発言は控えていただくことを大いにお勧めします。
でもさ、大抵はぐぐってダイレクトに数年前の自由研究祭りの頃のページに飛んでくるんですよね。ここで最新記事に注意書いてもきっと見てないよね。ちゃんと日付見てさ最新の情報を見るような思慮深い児童はきっと不規則な発言をしない「良い子」なんだと思うんです。そういう子供にはちゃんと研究してもらいたいと思うんですけどね。
2007-07-11 [水] さようなら [長年日記]
_ [日記]スマートフォン
スマートフォンを電車で使っている人を見かけるようになった。ちょっとあこがれた。導入を脳内シミュレーションしてみた。WEBサイトを活用するには携帯や無線LANの電波が届いていないとならない。つまり地下鉄で通勤することの多い私は駅でしか恩恵に預かれないのか。減点だな。
データをPCに吸い上げる。WindowsCEの後継なわけだから、モバギやカシオペアの時のようにMS-Office(Outlook)が要るのか。これも減点だな。そもそも、携帯電話のスケジュールやタスクの機能が充実してきたことで自分はPDAを持つのを止めたわけだし、やっぱ要らないや。
究極的に突き詰めると、自分が一番携帯電話に欲しい機能は、今使ってるメモリー編集ソフト(MySyncSuite)との接続をBluetoothで行えるようになるという機能。通信範囲のどこにおいておいても、PC側でMySyncSuiteを立ち上げて接続先端末を選ぶとメモリー編集がはじめられるというのは便利だと思いませんか?スケジュールも電話帳もタスクも写真もらくらく取込!
まぁ、ケーブル接続でも十分便利なんですが、毎日となるとちょっと煩わしい。結局月1回程度の同期と任意の写真取込時というペースになってしまう。スケジュールやタスクの入力を携帯電話側でしか行わないように習慣をつけているから混乱はおきません。けどね・・・
そんなのごくごく少数意見なんだろうなぁ。そうそう、MysyncをOutlook必須のBizから要らないSuiteに乗り換えた。だからOutlookが要らなくなった。だからいまさらまたOutlookを復活させたくない・・・
あと、会社から「絶対に会社のデータを自宅PCに持っていくな」とのお達しが出た。勤務報告などを自宅PCで書かせる運用はすべて見直しするそうだ。つまり自宅に有無を言わさずにエクセルやワードを送りつけてくるようなことが無くなって、自宅PCにエクセルもワードも要らなくなるのだ。これは超画期的なのだ。早速アンインストールだ。英語しゃべる連中の作った日本語ワープロなんかさっさと消え去れ!はははは!
2007-07-17 [火] ちょっとね [長年日記]
_ [意見]名称募集だ!
ついに「しらせ」後継新型南極観測船の命名一般公募が始まります。
http://www.nipr.ac.jp/jare/newship/
8月1日からインターネットでの応募が可能になるそうです。
白瀬さんが最後に到達した南極の地名「大和雪原」(やまとゆきはら)にちなんだ船名「やまと」に清き一票をお願いいたします。
_ [ラフェスタ]3連休の貴重な晴天
出かけたいという欲求不満のチビどもをつれて先日のイトーヨーカドーまで出かけた。下のチビがどうもコンセントをいじるので、利用中のソケットを防御するカバーを購入。隣接するヤマダにも首を突っ込むが、まぁたいした収穫はなし。徒歩圏内にコジマがあるので、消耗品や必需品はそこの品揃えで十分だし、値引の差もこのところのガソリン高騰ともともと高い電車、バス代なんかと合わせて交通費を考えたら微々たる差でしかなかったりします。
1年で約4000km乗って、ようやく慣らし終了というのんびりペースの乗り方ですが、このところ燃費が好調な気がする。最初の頃の悲しい燃費はどこに行ってしまったのかって感じ。良い兆候だ。
2007-07-18 [水] は、はやい [長年日記]
_ [カメラ]下のチビのスピードについて来れない
カミさんのCoolPixが下のチビを捉えきれなくなった。ついでに充電池もいくら充電しても必要な電圧を確保できなくなったらしく、カメラが起動しない(乾電池なら動く)。という状態なので代替機を探している。
自分のSLRなら問題なくチビどもを追いかけられる。まぁ銀塩だから当たり前か。ていうか自分のカメラより先にサブのハズのデジ機を買い換えるって状況的にどうなんでしょう?順番から行けば自分のSLRの方が古いからこれの上位版が欲しいところ。とはいえまだまだ欲しいDSLRが無いけどねぇ。画素数競争してるうちは買いにくいよねぇ。
とかいいながら、暇なときにAPSサイズセンサー機の場合、手持ちのレンズで守備範囲の薄くなる広角側をカバーする単玉(20mmくらい?)とセットで中級DSLR機を買ったらどうなるかなんてシミュレーションを脳内でしていたりする今日この頃です。
噂じゃ、年内に上級機は20Mピクセルを突破するらしく、この勢いだと再来年には30Mピクセルに到達しそうですよね。一般的に35mmフィルムの解像度をフォトセンサーの画素数に換算すると30Mピクセル超だそうですから、30Mピクセルに到達したあたりから画素数競争が下火になって、センサーの画素数以外の各数字(ラティチュードとかダイナミックレンジとか興味ない人から説明を求められても説明の面倒な数字の部分)、レンズやシステムの多様性という光学的視点にも目を向けた光学機器としての健全な競争に戻ることが期待できます。画素数は光学技術の競争じゃないものね。短い様で、長い道のりだった気がします。
我が家は基本的にL版でプリントするという使い方をしているので、使い道からすればフィルムの方がまだまだ使い勝手が良かったりします。後日の閲覧性という性能を考えれば、PCまたは各種ビューアを立ち上げなくては見ることの出来ないデジタルデータの状態ですべてを保存しておくのはちょっと寂しいかな。
その点、自宅のフルカラープリンターから写真用紙で出力するという事を覚えたので、各種デジタルフォトのプリントが結構気楽で十分な品質を得られるようになったのは朗報です。チビどものアルバムにも結構それで出力した写真があります。データの状態で後で見る為の写真を選んで紙に出す。そんな使い方に落ち着きつつあります。
WEB(このBlog)で使う写真は携帯電話のカメラ機能で十分事足ります。だいたい、写真を掲載することがまれですし、こんなサイトで写真用紙に出せる解像度の写真掲載する意味がまるでありません。使い方も変わるものですねぇ。
いずれにしても、フィルムが安売りしなくなったなぁ(ぼそ・・・)
2007-07-26 [木] なんでかなぁ [長年日記]
_ [カメラ]画素数がどうのとか
先日は画素数競争をやってるうちはDSLRは買いにくいという話の方に力が入ってしまっていましたが、コンパクトを探している件。Coolpix S500にほぼ絞りました。
カタログ貰ってみて、気が付くとVR(手ぶれ補正機能)が当たり前のように付いていて、広い背面液晶を装備する為にファインダーは駆逐されてしまっていました(号泣)。36mmから108mmのズームでF2.8からF5.6。フツーだなぁ。画素数は7.1Mピクセルだそうです。
画素数はほんとインフレ気味でこれまでの3.2MピクセルでもL版に焼くだけなら十分な気がしていたんで、もう選択肢を決めるパラメータですらありません(をい)。L版でアルバム作りを楽しむだけならもうこれ以上の高画素化は不要ですよねぇ。WEBで使うならもっと画素が小さくて十分。なんでまだ死に物狂いで高画素センサーの開発競争してるのか理解できません。
ていうか、センサーをカメラ屋が作ってるってのがある意味不思議かもしれない。フィルム屋さんなり、半導体屋さんなりがセンサー作って、カメラ屋さんが作るカメラにセットして使うってフィルム時代の発想にはならないのでしょうか?カメラはもともとモデルスパンが長い商品で、センサーのモデルスパンに引っ張られて光学系の粗製濫造を招いているような気がしてなりません。おっと、話がそれたぞ。
今回の決め手は、小ささとステンレスボディの質感です。(をいおぃ)
あとはいつ買うかだねぇ。
2007-07-27 [金] みてしまいました [長年日記]
_ [日記]つい見ちゃった
劇場版「ヱヴァンゲリヲン」の予告編を見てしまいました。なんか見たくなってしまいました。ていうか、こういう巨大な可動物を表現するアニメーション作品を目にするのが本当に久しぶりなので、映像表現手法の進化とかそっちが楽しみかも。どーせ、話を追いかけるのはTV版の段階で放棄してますから(をいをい)
まぁ、リメイクって話になると、自分がきっと本当に見たいのは決まってるんですが、権利関係がややこしいからきっと永遠にむりだよね。いわずもがな、イスカンダル編のヤマト、なんですけどね。
なんていうのかな、もしリメイクするなら、全長300m級のスケール感のある重厚な動きを見たい。あの作品に必要なのはリアリティでも精巧なCGでもなく、総称すると「ロマン」。絶滅寸前という圧倒的な絶望感。14万8000光年という桁外れな距離感。波動砲という人類の手に余る超越的な最終兵器の恐怖。そして未知への挑戦。そんなところが見たいわけです。最新の表現手段を使って。旧作をトレースするばかりがリメイクじゃないだろうけど、外しちゃいけない一線。それが、ヤマトでは「ロマン」。
本日のお題の「ヱヴァンゲリヲン」の監督もヤマトの影響が顕著に見られる方ですしね。
2007-07-30 [月] は、はやい [長年日記]
_ [カメラ]購入いたしました。
Coolpix S500を購入、色は黒い方にしました。前のCoolpixが約3年前のモデルなのですが、比べると反応速度が目に見えて速いですね。これなら下のチビに追いつけそうです。確かにこの視点は重要です。4コマまでの秒2.5コマ連写っていうのも結構良い。なんか、自分も新しいカメラ(一眼ボディ)が欲しくなるなぁ。欲しいボディ無いけど。
ここまで速くなると確かにきちんと構えないで写真を撮る人が増えるでしょうし、VRも売らんが為の余計の機能ではなく、必要な機能なんでしょうね。いずれにしてもファインダーが無い時点で顔に押し付けてぶれないようにする構えが出来ないから必要なんでしょうね・・・。