とよしん言行録 |
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2005-06-02 [木] ぐぐ
_ [日記]双子山親方の葬儀に際して
喪主をどっちがやるかで兄弟の不仲を露呈したそうですが、お兄さんの心境を思うと心苦しい気持ちがいたします。この兄弟はどっちも世間知らずで相撲以外の世界はずっと見ないで育っているわけですが、兄は引退後相撲の世界から外の世界に引越しして、「世間」というものを思い知ったはずです。「世間」からどう見られるかを気にする必要が兄にはあったし、弟の世間知らずが目に余ったのではないか、と勝手に思っています。
「部屋の総意」と弟は言うけれど、弟がその部屋という極小世界のヒエラルキーの頂点にいる以上その言葉に民主主義的重みはまったく感じられない。逆に世間知らずであるという傍証となってしまっているように汲み取った。
私は、お兄さんは変わらず弟思いであり続けているが故の喪主への執着だったのではないかと思っている。
まぁ、他人にとってはどうでも良いことなのだろうが、一世を風靡した兄弟の同世代として少し思うところがあったのであえて。
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